トリアナサーバー住の紅い子。基本放置民ナリ
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18:38:39
はぃな!(=w=

短めですがうpっときますよぃ
バレスマナトンネルへと着き、視界が草原の緑から雪原の白銀色に包まれる。
風の音だけが似合うそこで、雪を踏み散らかす音が一直線に向かってきていた。

「っー・・」

咄嗟に地面に突き立てたグローリーソードを盾に構えるも、受け返しきれず地を削り線を描く。
受け止めた頃にはジャイアントの軍勢が駆け寄ってきていた。
指揮官らしきジャイアントが片手を上げ兵を制止する。
軍勢を見て、雪煙が薄れようやく見えてきたジャイアント兵が軍の一兵士だと理解した。
未だ剣と盾で互いに押し合ってはいるが。


「ったいなぁー・・。一応支持者やってのに。」
軍を制止させた指揮官が駆け寄ってくる。
その顔はよく見知った顔だった。
「ウィンプではないかっ。怪我はないか?
 お前、さっさと退かんか!――すまない、情勢が情勢なんでな・・。」
突っ込んできたジャイアント兵は慌てて押し込んでいた盾を引いた。
「魔法使いなら腕逝ってしもてたで・・。
 まぁとにかく久しぶり、タウネスのおっさん。」
自分たちの指揮官ともあろうタウネスが「おっさん」呼ばわりされて兵たちがぎょっとし
「あぁ、とりあえずお前は陛下に謁見してこい。」
それを咎めるでもなく、軍の指揮官が普通に話す一冒険者にざわついている。
「んじゃまぁ、そっち後から行くわ。」
おぅとタウネスが切り上げ、軍を進める。


イリア大陸コンヌース地域 フィリア郊外。
今となっては名前も失った集落跡地。
点々と残る家も砂に塗れ、井戸は枯れ果てている。
住めば都とも言えなくなってしまったそんな地に、かつて治めていた王族の末裔が帰り着いた。
一族とは違えど、今を一緒に過ごす友たちと。
ギルド彩虹夢蝶の面々がそこにあった。
「さすがにひどいな――。」
カイザは到着早々ため息を散らしていた。
「前の戦以来、来てなかったですし・・。」
アンジーと呼び慕われる――sinnryは戸棚が被った砂埃をはらっていた。
まき上がる埃は当然だが、また別の何かに息苦しさを覚えながら。
「ここに陣を置くにしても、とりあえずは掃除ですね。」
マルコフの声を皮切りにそれぞれの面々は動き出した。
カイザは作業にかかるメンバーを眺め、昔を少し懐かしく想う。
かつてはここにも、両手の指では足りない程度には人が居たのだ。
左眼を被う眼帯を指でなぞり、唐突に部屋を出る。
「ちょっとーどこ行くのぉー!」
腕で口を塞ぎながらハタキを振る日に焼けた少女、白涙を背に
「ちょっと野暮用ー。すぐ戻るさ。」
なんとなく言い出しにくくて、ごまかしつつ。


イリア大陸ピシス地域 バレス郊外。
目が眩むように白い雪原をひたすらに歩く。
雪の感触は雪国とは縁遠い者がイメージするふわりとしたものとは程遠く、踏み締める度に軋んだ音を響かせる硬いものだ。
「ぅ~・・・さっぶッ。」
答えるダレかがいるワケでもなく、気を紛らわせるための独り言。
バレスの入口が見え始めた頃には赤くあったはずの自分は白に塗れていた。
入口で警備をしているのであろう、ジャイアントガードの姿を確認して悴む手を大きく振る。
俺は敵じゃない。
真っ先にそれをわかってもらえなければ容赦なく殺される。
エルフではなく人間であろうと、それがエルフ支持者である可能性がある限り。
まぎれもなく、今は戦争中なのだ。
やがて盾を構えず駆け寄ってくるガードにホッとする。
味方だと伝わってないのであれば、彼らは第一に盾を前にし弓での攻撃を警戒する。
この様子であれば即攻撃されることはないだろう。
近寄ってくる巨体に無意識に身構える。
自分の倍はあろうかという背丈の男が走ってくるのだ――慣れはあるものの、やはり怖さはある。
「お前!支持者の人間か?
 とにかく耳を見せてくれ――。」
はぃよ、と髪を掻き揚げ耳を見せる。
エルフでないかの確認であることはわかりきっている。
人間とエルフは身長では見分けがつかない。
そのためエルフ特有の耳の尖りがないか見ているのだ。
「大丈夫だな・・。
 戦の加勢、感謝する。えー・・。」
「ウィンプや。」
「おぅ、よろしく頼む。」
ガードの張っていた気が緩んだようで、ばしりと大きな手で肩を叩き迎え入れてもらった。
その大きな手はゴツくも何かを包み込む温もりがある。
「まぁーなんだ、とにかく陛下のとこに。
 俺も一緒に行こう。」
ジャイアントが一緒に歩けば、ひとまずエルフと間違われることはない。
「助かるわ。」
ガードはひょいと俺を肩に乗せ、ジャイアントを治めるラッシュバール王家―クリューグ王のもとへ歩き出した。
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