トリアナサーバー住の紅い子。基本放置民ナリ
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17:12:33
はぃな!(=w=

2部1話目です。
正直なとこ展開の大筋は固まってるんやけど
書ける人がまだわからん現状では何とも言えんかと・・w
二つの赤い存在がぶつかり合ってから2年・・・。
それっきりどちらの赤も姿を見せずにいた。



エイリフ王国ダンバートン。
今日も広場は多くの個人商店と此処を拠点とする冒険者たちで賑わっている。
「そこの人!見なきゃ損しますよ!?」
露店の番として雇われたブラウニー族が声を上げる。
ブラウニーの客寄せを存在ごと気づいていないかのように無視して
黒いローブに身を包んだ少年は小さく嘆きながらとぼとぼと歩いていた。
「うえっ、また食費が足りないな・・・;乙姫のヤツめっ。」
親しくなければわからないようなしかめっ面をしながら誰かを探すように歩を早めた。
「兄上どこだらぅ。」
その『兄上』は案外あっさりと見つかった。
おそらくダンバートンでは一番大きな建物であろう、官庁の壁に背を預けていた。
見つかった・・・のだが静かに眠っていた。
その隣には褐色の肌とは対照的に白い服を着た青年。
「また昼真っから――。」
誰に言うでもなく呟いた。
「まぁ殿下のことですから仕方ないことでしょう。天斬さんは買い物に?」
――買い物と言いつつ金貨入れは軽いのだが。
「そんなとこです。またマルコフさんは兄上のお供ですか。」
「お昼をご馳走になってその流れで、って感じですがね。」
マルコフはそれが日常であるかのように言った。






ワールドマップにはない小さな島で
数匹の猫に囲まれながら赤い少年は短く何かを呟いた。
指先に炎が灯り、咥えた煙草にジジッと火をつけた。






イリア大陸クルクレ地域、ラテール山岳地帯。
全身青に身を包んだ少年が自然破壊を開始していた。
具体的に言うであれば、ただの薪作り・・・ではあるが
その『量』が尋常ではなかった。
視界に入ったすべての木々から採れるだけ採っていく。
「ふぅ、そろそろ・・・か?」
一人呟きながらカバンに手を突っ込む。
使い込んだワンドを取り出し、イカダの作成を近くの原住民に依頼した。
「さて、やりますかっ。」
暫くして、クルクレを流れる川に沿いながら次々と雷が降り注いぎ始めた。
中級魔法、サンダー。彼が使うそれはニャンダーとも一部の人から呼ばれてはいたが。





「ぅっ――。」
赤い少年の眼がじんわりと赤く輝いた。
それは同じくして同じではない『自分自身』の存在を取り込んだ、武器か代償か・・・。
彼はまだわからずにいた。





イリア大陸クルクレ地域、コール。
「ん・・・こんなのいつの間に。」
気だるそうに作業机に積まれた遺物の下敷きとなっている紙を引き抜く青年の姿があった。
その拍子にガタガタといくつか遺物が落ちる。
その荒っぽさは青年の外見通りとも言える。
「ったく、コレどこの地図だよ。」
土で汚れたボロくさいその紙には見たこともない地図が記されていた。
見たところ、航海用のものだろう――経度と緯度が書かれている。
海に囲まれた孤島の地図。
「ミレシアンどもに知らせるか。」
面倒くさそうに作業机の場所を空ける・・・また遺物が落ちた。
舌打ちをしながらボイトは手紙を書き始めた。






クルクレに降り注いでいた雷が止んだ。
雷を降らせていた張本人は何事もなかったかのようにコールのイカダ降り場にいた。
「むん、今日の報酬はイマイチだったなぁ・・・。」
ブツブツ言いながらクルクレ唯一の銀行へと向かった。
「うわ、なんか散らかりまくってますね――。」
ボイトがむすっとした顔を青い少年に向けた。
「アンタか、ちょうどいいとこに来たな。コイツをまぁ見てくれ。」
そう言って紙キレをひらりと渡される。
「これ何?似合わない芸術でも始め――」
「ばかっ。地図だ地図!」
その紙はさきほどボイトが見つけた地図である。確かに下手な絵のように見えないこともない。
「見たことないトコですけど・・・。」
「だーからお前らミレシアンたちに知らせるとこだったんだ。・・・ったく。」
「でもこれ一枚じゃ行き方もわからないですよ。」
何しろ適当な座標しかないのだ・・・素人目では大体の位置すらわからない。
「コイツは航海図だ。――おそらくな。
 海に詳しいヤツにでも聞いてみろ。あぁ・・・今複製作ってやる。
 書いてある経度が正しければイリアとウルラの境にある。」
ボイトの複製はかなり精度の高いものだった。さすがに遺物を扱うほどとなればスケッチの腕はいいのかもしれない。
「りょーかい。じゃコレ、ダンバートン銀行に送っといてくださいね。」
そう言うとマナハーブの束をいくつかボイトの手に押し付ける。
「今日は少ないな。ま、仕事が少なくていい。」
「お願いしますね。」
青い少年は地図を片手にしたままフッとその場から消え去った。






痛みに顔を歪める赤い少年を白い猫が眠そうな眼で見つめた。
小さな手で主をつつく。
「大丈夫やって、またすぐ治まる。」
それを分かってか分からずか、猫はとりあえずにゃぁと鳴いた。






「・・・お目覚めですか?殿下。」
マルコフはいつものことのように言った。
「あぁ、マルコフ。」
殿下と呼ばれたエルフの青年は言いながら辺りを見回す。その姿は身の安全を確かめるようでもあった。
ダンバートンの街中に敵が攻め込んで来るなんてことはそうはない。
ミレシアンたちがエリンで一際集まる商業地帯。
魔族が軍を率いて侵攻するなんてことがあれば、瞬く間にここを拠点とする大勢のミレシアンが殲滅にかかるはずだ。
官庁も設置されているから直ぐに防衛都市タルティーンに連絡され
人間・エルフ・ジャイアント、種族問わず鎮圧部隊が召集されるだろう。
まぁまずそんなことはほとんど有りもしない可能性の話だが。
そんな街中で辺りを警戒するのは、彼にはそうしてしまう過去があるということでもある。
「リツは買出し?」
呼ばれ、少し天斬の顔が緩む。
「妹がまた・・・ね。」
天斬は苦笑いを浮かべながら軽い金貨入れをパタパタと振った。
そんな中――「むぉっ!?」
天斬の視界は青く染まった。
「っと、失礼;」
つい先ほどまでコールにいた青い少年がそこに居た。
「ニャン様じゃないすか。イカダの帰りで?」
天斬は金貨入れをカバンに押し込みながら言った。
「まぁそんなとこ。
 あ、多分ボイトから皆にもうすぐ手紙届くと思いますよ。
 変な地図が見つかったらしくて。」
「地図?」
これです、とニャン様・・・もといニャン魂は一枚の紙切れを引っ張り出す。
「何がなんだかサッパリですね、コレ。」
「まぁー今からちょっと調べてきますよ。」
ニャン魂はサラブレッドを一頭召喚して飛び乗る。
「何かまた情報入ったら教えてください。」
はいはーい・・・と言い残してニャン魂は走り去っていった。
「知り合い?」
カイザは珍しそうに天斬を見ている。
「あー、旦那繋がりで。」
「なるほど。」

カイザはどこか遠くを見るように言った。
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コメント
早速見に着てみた・w・
あれー・・・僕ってそんないい子だったっk(
兄上の寝顔なんて見たら飛び(自重

天斬│URL│2009/07/22(Wed)13:19:52│ 編集
俺がいた・・・
ありがとう。うれしいよ

K│URL│2009/07/23(Thu)21:56:22│ 編集
激しく返事送れて申し訳ないですハイ(

>>天くん
「いい」の基準は一体・・w

>>Kさん
キャラ崩壊してへんか怪しいですがネっ

ウィンプ│URL│2009/07/30(Thu)18:54:27│ 編集
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